Faculty of Agriculture | Okayama University
Faculty of Agriculture | Okayama University
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2015-03-24
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「おいしいくだものを作る科学と技術」 岡大サイエンスカフェ開催
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本学研究推進産学官連携機構は2月23日、本学の研究者が研究成果を分かりやすく説明する「第47回岡大サイエンスカフェ」を創立五十周年記念館で開催しました。
大学院環境生命科学研究科の森永邦久教授が、「おいしいくだものを作る科学と技術」をテーマに講演。岡山になじみの深いモモ、ブドウなどの品種開発を紹介したほか、おいしい果物を作るために水分制御が重要であることや地球温暖化などの気候変動による影響についても説明しました。市民ら126人が聴講。熱心に聴き入っていました。
次回は4月14日、大学院環境生命科学研究科の綾野克紀教授が「コンクリートの環境負荷低減とインフラの長寿命化」と題して講演する予定です。
【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 研究推進本部
TEL:086-251-7112
(15.02.25)
2015-02-25
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宮竹教授が参画した研究が農林水産省の「研究成果10大トピックス」に
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本学が参画している研究成果が12月10日、農林水産省が選出する「2014年農林水産研究成果10大トピックス」に選ばれました。
今回選出されたのは、本学大学院環境生命科学研究科(農学系)の宮竹貴久教授が参画した「飛ばないナミテントウの育成と利用技術の開発 -アブラムシ防除に強力でやさしい味方誕生-」です。
本研究は、農作物において防除が難しい害虫であるアブラムシに対して、天敵のナミテントウを有効利用しています。ナミテントウの中から、飛翔能力の低い個体を検出し、作物上によく定着する系統「飛ばないナミテントウ」を育成。飛ばないナミテントウは、放飼後、長期間の効果持続が確認されており、生物農薬として従来の製品よりも効率の良い利用が可能となっています。現在は、施設野菜類での現場普及と露地での登録に向けて取り組みを進めており、露地での実用化により、さらに広域で化学農薬の使用量の削減が大きく期待されています。宮竹教授は「飛ばないナミテントウは古くから農業が採用してきた育種の技術を使って開発されたもので、環境に優しい害虫防除法として期待できる」とコメント。今後、より良い農産品の育成に寄与したいと抱負を述べました。
本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。この高い研究力を社会実装に結びつけるために、多様な研究機関や企業などと連携し、農林畜産水産分野や社会を革新する研究開発を精力的に推し進めていきます。
飛ばないナミテントウ利用技術マニュアル(農研機構):http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/052628.html
【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科(農学系)教授 宮竹貴久
TEL:086-251-8339
(14.12.16)
2014-12-24
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第13回農学部公開シンポジウム(平成26年度「地域活性化システム論」(第1回目))を開催しました
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第13回農学部公開シンポジウムを平成26年度「地域活性化システム論」の第1回目として,10月18日(土)に開催しました。ホームカミングデイと同日開催となったこともあり,大変多くの方々(91名)にご参加いただきました。
今回は「伝統的在来野菜を活用した地域活性化」をテーマとし,信州地ダイコン,山形のだだちゃ豆,京野菜などの地域伝統野菜の育種に関わる研究者や市場の関係者,報道の関係者等,伝統野菜に造詣の深い講師をお招きして,それぞれのご専門の視点から講演いただきました。また,岡山市内の農業高校からも,教員の方々や生徒の皆さんが多数ご参加下さり,活気あるディスカッションが行われました。
お忙しいところ講師をお引き受けいただきました,農林水産省生産局農産部園芸作物課長の菱沼義久様,信州大学農学部教授の大井美知男先生,山形大学農学部准教授の江頭宏昌先生,朝日新聞編集委員の大村美香様、らでぃっしゅぼーや株式会社農産部の潮田和也様には,心より御礼申し上げます。
また,共催・後援としてご協力いただきました岡山県農業協同組合中央会様,岡山県様,中国四国農政局様,NPO法人中国四国農林水産・食品先進技術研究会様,NPO法人中国四国食農交流ねっとわーく様にも厚く御礼申し上げます。
2014-11-12
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「地域農業活性化実践論」(農業者と大学生の車座トーク)を実施しました
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平成25年度より「地域農業活性化実践論」として正式な講義となりました「農業者と大学生の車座トーク」が今年も9月25日(木)~26日(金)の2日間に亘り実施されました。
「くだもの王国おかやま」の主要な果樹である「ぶどう」を題材に、栽培方法等の基礎知識の講義や産地(新見市)を訪ねての収穫・箱詰め作業体験、産地の活性化に向けた課題や解決策等について本学の学生17名が生産者と意見交換を行いました。
ご協力を賜りました新見市大粒系ぶどう地域技術組立研究会様、中国四国農政局様、阿新農業共同組合様、新見農業普及指導センター様、岡山県農業共同組合中央会様、岡山県農林水産総合センター様、大変ありがとうございました。
本件につきまして、KSB瀬戸内海放送(5チャンネル)にて、9月27日(土)11:55からのニュースで放送されました。
(写真は当日の様子)
2014-10-07
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平成26年度 岡山大学公開講座「農学部で学ぶ生命科学実験講座:生命を化学の視点から探究する」を実施しました
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本学部・農芸化学コースの泉 実准教授と仁戸田照彦准教授を講師として、岡山大学公開講座「農学部で学ぶ生命科学実験講座:生命を化学の視点から探究する」を7月26日(土)・27日(日)の両日に実施しました。
本講座では、農芸化学という学問分野が日常生活にも深く関わっていることを実感していただき、生命科学への認識を深めていただくことを目的として,農学部での研究・教育の一端を紹介いたしました。
今回は、中学生から70歳代までと幅広い年齢層の方々(合計17名)が受講されました。受講後には「興味深い内容であった」、「講義をもっと聞いてみたい」といった声をお寄せいただきました。また、紅茶からカフェインを抽出して成分分析をする実習では、実際の実験操作がどういうものであるのかを実感して楽しんでいただけたようです。
(写真は当日の様子)
2014-08-01
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岡山大学ダンス部が準グランプリ 岡山芸術文化賞
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本学ダンス部が優れた芸術、文化活動を行う個人・団体を顕彰する岡山県の「岡山芸術文化賞」準グランプリに選ばれました。
同文化賞はグランプリ、準グランプリ、功労賞があり、県内在住、出身者が対象。本年度は13個人・団体が受賞しました。ダンス部は「第26回全日本高校・大学ダンスフェスティバル」(神戸市)の大学の部で審査員賞を獲得するなど、数々の活躍が評価されました。
5月13日に県庁で行われた表彰式には、代表して垣谷尚美部長(農学部4年)、土屋望副部長(工学部4年)、能勢基希さん(理学部4年)の3人が出席。伊原木隆太岡山県知事から表彰状などを受け取りました。
垣谷部長は「大変光栄なこと。受賞を励みに、活動の幅を広げられるように頑張ります」と話していました。
2014-05-13
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本学学生が市川海老蔵さんの舞台で生け花を披露
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本学環境生命科学研究科博士後期課程の山口訓史さんが、4月5~21日まで京都・南座で開催されていた市川海老蔵さんの特別公演「源氏物語」の舞台で「生け花パフォーマンス」を行うという大役を果たしました。
市川海老蔵さんがオペラ歌手や能楽師らと共演することで注目を集めた本公演では、冬から春への場面転換の際、竹の土台に何本ものしだれ桜を挿し、高さ3メートルの作品を完成させる場面があります。このパフォーマンスを行う若い男性二人の内の一人に山口さんが選ばれました。
山口さんは京都市出身。華道史を研究していた祖父の影響で生け花を始め、現在も華道家元池坊で生け花を学びながら、本学でシュッコンカスミソウの奇形枝を減らす栽培技術を研究しています。山口さんは「舞台に立ち、花を生けていく過程をお客様にその場で見ていただくのは初めてでした。この経験を生かし、将来は外国の方、若い方にも生け花の魅力を伝え、花の消費拡大に貢献できるよう、生け花と花の栽培両方のスペシャリストとなりたいです。」と目標を語りました。
(写真:特別公演で生け花を披露する山口さん)
【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科 教授 後藤丹十郎
TEL:086-251-8318
2014-05-07
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平成25年度「農学部長賞受賞者表彰式」を挙行
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平成26年3月25日(火)、農学部1号館学部長室において、平成25年度「農学部長賞受賞者表彰式」が執り行われました。
農学部長賞は、学業や課外活動、社会活動など幅広い分野で優れた実績や業績を収めた学生に対し、その努力をたたえ、本学部の学生の意欲を高めることを目的として平成24年度に設置したものです。
平成25年度は、学部生11人が表彰され、記念品として、農学部同窓会からガラス製ペーパーウェイトが贈られました。
受賞者一覧は【こちらをご覧ください】
2014-03-29
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日本学術振興会アジア研究教育拠点事業「東アジア有用植物遺伝資源シンポジウム」を開催
http://www.okayama-u.ac.jp/user/acore/
本学と中国科学院昆明植物研究所が拠点機関として実施している,日本学術振興会アジア研究教育拠点事業「東アジアおける有用植物遺伝資源研究拠点の構築」(日本側コーディネーター:加藤鎌司教授)の最終総括シンポジウムが9月24,25日,岡山大学創立五十周年記念館で開催されました.本事業は,中国雲南省とその周辺地域で有用な植物遺伝資源を調査・保存し,多様性を解析して評価・開発・研究するための研究拠点を諸外国に先駆けて構築し,安全・安心な食料生産のための研究拠点へと発展させることを目的としています.事業開始から5年目となった今年の最終シンポジウムでは中国から9人,学外の日本側研究者も8人が参加し,活発な議論や交流が行われました.
初日には,荒木理事,就実学園理事で前岡山大学学長の千葉喬三氏,環境生命科学研究科長の神崎浩教授に開会のご挨拶をいただき,日本学士院賞を受賞された武田和義名誉教授を座長にお招きして各講演者の発表が始まりました.本事業の中国側コーディネーターであるLong Chunlin教授や,中央民族大学のFeng Jinchao教授,雲南農業大学のLiu Yating教授らが講演しました.
2日目は,日本側の多様性解析グループと昆明植物研究所のLiu Aizhong教授や雲南大学のLong Bo助教らが,穀物として重要なイネやダイズ,園芸分野ではWang Zhonglang准教授らがトウツバキなどについての研究発表を行ないました.植物化学グループの発表では、馬場直道名誉教授に本事業の農芸化学分野の総括をしていただき,最後のセッションでは,本学の若手研究者らがゲノム解析等,それぞれの専門分野について発表しました.
2日間で,コアメンバーを中心に総勢50人以上の参加者が活発な意見交換を行ない,共同研究の総括と今後の新たな展開について確認しました.また,このシンポジウムに合わせ,本年度も中国科学院昆明植物研究所からYang Jun助手(「難治性感染症を標的とした創薬研究教育推進事業」と連携して実施),北京弘祥隆生物技術株式会社からWang Huan研究員を招へいし,共同研究を開始しています.
<写真>活発な議論や交流が行われたシンポジウム
【本件問い合わせ先】コーディネーター・環境生命科学研究科教授 加藤鎌司
TEL:086-251-8323
acore@(@以下はcc.okayama-u.ac.jp を付けてください。)
本事業に関しては,下記URLをご参照ください.
2013-10-22
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旬の果物について学ぼう!農学部でジュニア講座を開催
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本学農学部山陽圏フィールド科学センターは9月28日、果物の栽培方法やおいしく食べるこつを知るジュニア公開講座「秋が旬の果物に関わる秘密を探ろう」を開催しました。小学生4~6年生と保護者ら約20人が参加し、全4回でブドウやセイヨウナシ、カキについて学びます。
1回目のテーマは、『ブドウの「色」と「味」の関係は?』。同センターの福田文夫教員と一緒に、着色や房の大きさが異なる8品種のブドウを収穫し、見た目や味の違いを比べたり、色差計や糖度計を使って品種ごとの特徴を調べました。また、色の成分であるアントシアニンがブドウ表面にどのように蓄積するかも顕微鏡で観察しました。子どもたちは、「色付きの良いブドウの方が味が濃かった」、「品種によって味や香りが違った」など、味わいの違いに驚いていました。
【本件問い合わせ先】
岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター(果樹部門) 専任教員 福田文夫
TEL:086-251-8392(センター事務室・平日8:30~17:15)
(13.09.30)
2013-09-20